2010.7.15(木)  キャタピラー

参院選を終えた報道部は、休むことなく8月6日原爆の日モードにシフトしています。
「TSSスーパーニュース」の中でも、鎮魂の日に向けた広島の動きのニュースをお伝えすることが増えてきました。
今年はあの日から65年目の8月6日です。
私は、TSSに内定をもらった年から11年間、8月6日は、欠かさず、平和祈念式典に足を運ぶことにしています。
ここ数年、感じることは、式典後、平和公園の中で、手を合わせているお年寄りの方々が、沈黙を破って、色々な話を聞かせてくれることです。
亡くなった家族のこと、自分が体験したこと、みなさんが昨日のことのように涙を流しながら話をします。
被爆者の平均年齢はあがり、被爆の風化が叫ばれる中、その想いが伝わってきます。
あの日をどう伝えていくかは、広島で報道に携わる者の使命として、報道部で働く一人一人が毎年、考えることです。
あの日を直接知らない私も、毎年、この時期は色々なことを考えます。

そんな中、先日、ある反戦映画の試写会に行ってきました。
映画「キャタピラー」です。
主演の寺島しのぶさんが、今年のベルリン国際映画祭最優秀主演女優賞を受賞した映画です。
1943年、世界各地で戦局が激化していく中、帰還してきた一人の傷病兵。
両手両足を失い、耳は聞こえず、しゃべることもできなくなったその軍人は「軍神」と村中から称えられます。
もらった勲章を大切にするその夫を懸命に世話する寺島しのぶさん演じる妻。
食べて、寝て、食べて、寝て・・・敗戦が色濃くなっていく中、夫と妻が壊れていく様子がスクリーンに映し出されていきます。
監督の若松孝二さんは「正義のための戦争はどこにあるのか!」「戦争とは人間が人間に犯され、切り刻まれ、焼かれることだ」「忘れるな、これが戦争だ」と全編に渡り叫んでいます。
痛いまでに伝わってくる映画でした。
広島では全国に先駆けて、原爆の日8月6日から本通りシネツインで公開されます。
初日となるこの日は、舞台挨拶に、寺島しのぶさんと監督も訪れるということです。

65年目の今年、ぜひ観ていただきたい作品です。

   
プロフィール

出身地:
広島生まれで広島6年、名古屋11年、大阪4年と言葉が独特の場所で育つ。矢野アナ曰く「言葉の無法地帯で育ったアナウンサー」アクセントには苦労しました・・・・・。

 

誕生日:
11月18日夢の国の住人、あのミッキーマウスと同じ日☆同じピラティスをしているということで勝手に共感してます
渡辺満里奈さんとも同じ日☆演技力と顔に惚れているV6の岡田准一さんとも同じ日☆

 

血液型:
マイペースなO型に見られがちな、几帳面なA型 (よく、嘘でしょっと言われます)
このブログは、几帳面に更新するけど、内容がマイペースになる予感・・・。 良かったら覗いてみてください☆

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