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2010.4.30(金) S t o r y : 39
准汰と徹が話しているところへ洋介がやってきた。 「よう徹、おまえもお好み焼き食べにいくか。 とつぜんのフリに、准汰の顔つきが変わった。 「なんでオレがおまえらに、 いどむような声で言いかえしている。 洋介はあたりまえだと言わんばかりに、 「今回のさわぎで一番の被害者はオレでぇ。 「カンボツなのに、なんで盛り上がってるんだ?」 徹がおどけた表情で、洋介のタンコブにふれた。 「いたーい! さわるなっ」 その手を払いのけ、洋介がさらにいいたてる。 「それにくらべ、おまえはあの山岸ユイを 白馬の王子みたいな心境ではなかったが、 「損な役まわりをひきうけてやったんだから、 そんなわけでお腹はいっぱい、サイフは空っぽになって、 (トレセンを終えて、甲子園常連校同士の試合を ライト側からこっちへ近づいてくる山岸ユイが目にとまった。 一打サヨナラのチャンスだから、准汰はすぐに視線を戻した。 そんな気がした。 山岸ユイ。 ルックスの可愛さは、たしかに2年の頃から 男子のあいだでは、ひかえめで人の悪口は言わず、 准汰自身も見たことがある。 それは彼女の内面からにじみでるまぶしさだけど、 (ユイを助けたい! と思った瞬間、 でもオレ、いま思い返しながら、事実を色濃く作り変えてる? つづく・・・・ (5月6日 更新予定) 協力 比治山大学現代文化学部 監修 吉本直志郎 |
![]() (やまぎし ゆい) 16歳(高1)
広島市内の県立出澪(でみお)高校に通う女の子、クラブは軽音楽部。 ![]() (なつかわ じゅんた) 16歳(高1)
広島市内の中学校で山岸ユイと同じクラスだったが、サッカーに専念するためユイとは違う学校に進学。 ♪「がんばるけん~」
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